
今回は、集客ブログを作ってゆく上で欠かす事のできない『ロールモデル』の見つけ方についてお話をして行きます。
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
自分の中で気持ちを整理したい事があり、約1か月ぶりの更新となりましたUP Radioです。
とは言え、1ヶ月間なにもしてなかったわけでは無く、メルマガとtwitterでブログで集客などの成果が出ていない方を対象に『無料診断企画』を開催していました。
(予想をはるかに超える数のお申し込みがあり、お待たせしていますが順次お返事していますので、「まだかな~」という方はもう少しお待ちください。)
その企画でお申し込み下さった数十のブログを診断してきたのですが、共通する事がありました。
それが今回お話をする『ロールモデル』がない。もしくはうまく取り入れられていない事でした。
ロールモデルとは、
- 技術や
- 行動事例
- 考え方
模倣・学習する対象になる人…いわゆる『お手本となる人物』の事を言いますが、ブログでもロールモデルを見つけ、真似して取り入れる事がとても大事なんです。
『独自性が大事』と言う言葉がよく言われるのに対し、一見矛盾しているように感じるかもしれませんが、ちゃんとした理由があります。
それは一体何なのか、参考にしていただければと思います!

本日のお話
集客ブログにおけるロールモデルの重要性
まずは、そもそもなぜ独自性が大事だと言われているのにロールモデルが大事なのかと言うお話です。
その最大の理由は、我流のまま進めてしまっているケースが多いという事。
具体例を挙げると、
- Webの技術的なノウハウ収集ばかりしてしまうケース
- 最新のSNS事情などを追い続けてしまうケース
- アクセスが集まるのではないかと、見込み客ではない方に対しての情報ばかり発信してしまうケース
等が挙げられます。
つまり『本来あなたがやるべき事』や『伝える事』ではない事に力を入れてしまう事が我流でやる方に多く見受けられる。という事です
ブログで集客をする為に大事なのは、あなたが力になれる方により見つけてもらいやすく、そしてあなたが力になれる事を知ってもらう為に情報の発信をする事です。
では、ブログのやる事がズレてしまっている方のコンセプトに問題があるのかと言うとそうではない事が大半でした。
実際にブログのコンセプトを伺うと、素晴らしいものが多く、「それならコンテンツの展開が沢山出来るのでは」と思うのですが、頭の中にあるイメージや構想を具体化させ、具現化させるという行為が想像以上に難しいと言います。
なぜなら、思った通りにならないから。そして、どう形にするですとか表現して良いのかが分からないからです。
また、肝心のブログを立ち上げるとこまでは出来たけど、「この先一体何をすれば良いのかが分からない」となってしまうのもありますが、実はロールモデルが無い事が原因の一つです。
こうした事態を避けるためにロールモデルを見つけ、取り入れる事が役に立ちます。
なぜなら、「ああ、こうすれば良かったのか」と言う一つの答え・形を知る事が出来るからです。
そして、真似しているうちに「こんな事が出来るのではないか?」ですとか、「次はこれをやろう!」と言ったアイディアが浮かぶようになります。
頭と手を動かさないと、こうしたアイディアは浮かんでこない訳ですが、そういう意味ではロールモデルを見つけ、真似する事でそれに繋がりやすくなる。という訳です。
今からでもすぐにできるロールモデルの見つけ方
では、一体どうすればロールモデルを見つけられるのか…。
とても簡単な方法をお教えします。
それは実際にリサーチしてみる事です。
まずは「こんなキーワードで来てほしいと思うもので実際に検索」してみる事です。
初めはしっくりとくるキーワードやフレーズが出てこないかもしれません。
しかし、例えばGoogle検索なら、検索結果の一番下に表示される『○○に関連する検索キーワード』から、候補を見つける事が出来ます。
Instagramの様なハッシュタグを使う場合は、一緒に掲載されているものから辿ってみる。と言う事もできます。
まさに『Web』本来の使い方である『リンクを辿る』と言う手法ですが、実際にやってみると「こんな組み合わせがあったのか」ですとか「一緒にこんな事も調べられているのか」という事に気付く事も少なくありません。
そうして見つけたブログや投稿を見て、まずはあなたが「これは素晴らしい!」「こんな風にしたいな!」と思うお手本となるブログやSNSのロールモデル探しましょう。
ただし、ただブックマーク等をしているだけでは、「なぜこのブログなのか」と言った理由が曖昧な為、時間を空けてみた時にお手本として参考にしにくくなってしまいます。
そうならない為に
- どこが良いと思ったのか
- どこを真似したいと思ったのか
- それが何故なのか
と言った箇条書きでも良いので『理由』を添えて残すようにしてみて下さい。
また、デザインで悩むのなら『業種名 ブログ デザイン』等で検索をすると、デザイン集を見つける事が出来ます。
中には完全オリジナルのものもありますが、GoogleChromeの拡張機能である『WPSNIFFER - WordPress Themes Sniffer』を使う事で、どのテーマを使っているのか。
という事を調べる事が出来ますので、それを参考にテーマを導入してみる。と言う手もあります。
ここまででご紹介をした2つの方法だけでも、ロールモデル探しに役立つハズです。
とは言え…お手本にし過ぎてしまうとよくあるのが、似たり寄ったりになってしまう事ですね。
では一体、『類似コンテンツ』で終わらない為にどうすれば良いのか。
大事な考え方についてお話をします。
類似コンテンツで終わらない為には、ロールモデルを参考にしながら「自分の場合はどうか」と転換させる事
何かを参考にした際、どうしても起こってしまうのが「ただの類似コンテンツ」になってしまう事です。
これはある程度力が付くまでしかたがない事ではありますが、ずっと同じことをするだけでは意味がありません。
なぜなら、『あなたではなくてはならない理由がなくなるから』です。
その根本的な原因は表層的な部分だけを真似ようとしてしまうからです。
「形から入る事は大事」とは言いますが、自分のものにできる方とそうではない方の違いは、『自分に最適化できているかどうか』だと私は思っています。
その為には、取り入れる時には、なぜそれなのか?という事を考え、仮説も立てた上で、「自分のブログの場合は」「自分の見込み客の場合は」と置き換えてみましょう。
例えば
- 知ってもらう為に何をしているのか?
- SNSではどんな投稿をしているのか?
- 集客用にどんなコンテンツを作成しているのか?
こうした事をあなたなりに分析した後に、「なるほど、きっとこの投稿はこう言う意図があるんだな。だからこう言ったコメントなどの反応があるんだ」と仮説を立てます。
その上で、「じゃあ、自分が同じ様にコメントをもらえるような投稿をするとしたら、一体何をしたら良いのか」と、考えてやってみるという流れで実践してみて下さい。
例えば、顧客層に近い年齢層や職業の方の写真を使っているのであれば、あなたの場合はそれがどうなのか。
と言う風に考えると、同じSNS投稿だとしても、『顧客層に近い年齢層や職業の方の写真を使う事で共感してもらいやすくなる』『反応してもらえる層を絞り込める』と言う仮説をもとに、あなたの見込み客向けの投稿になります。
これが出来ると、『SNSに投稿する事を真似る』と言う表面的な真似とは異なり、「なぜこの投稿なのか」と言う理由付けもできるようになります。
そうすると、実は過去の投稿がそうではなかったことに気がついたりして、修正できるようになったり、今後の投稿のアイディアに繋げられるようになる。
という訳ですね!
小難しく書いてしまいましたが、音声内ではより噛み砕いてお話をしています。
参考にしてみていただければと思います!
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