
この記事と音声では、集客目的で立ち上げるブログやホームページと言ったWebサイトにおいて気をつけておきたいデザインの5つのポイントについて解説します。
サイトを立ち上げたものの、デザインでどんなことを気をつければよいのか、6年間ブログ運営を続けながら事業を回し、個人・法人のクライアントに対しても実施したところ成果のあったポイントなので参考にして頂ければ幸いです!
こんにちは!来客メディアコンサルタントの佐藤旭です。
Webサイトは法人のみならず、個人規模の事業においてもあって当たり前の今ですが、サイト立ち上げにあたり必ずと言っていい程、躓いてしまうのがデザインです。
デザインと言えば、「おしゃれ感」といったふわふわしたものをイメージされがちですが、運営者側が「カッコイイ!」「かわいい!」と思っても、集客や売り上げとは一切繋がらないケースも決して少なくありません。
インターネット黎明期は、フラッシュをふんだんに使ったり、マウスカーソルの挙動等視覚的に驚きを与える事がユーザーを惹きつける一様そうだったと記憶していますが、今やリッチコンテンツは当たり前となり、ユーザーはそういった単なるおしゃれでや驚きでは感動しにくくなってきたように思います。
また、Web集客を仕組み化する上でSEO対策を視野に入れている方も多くいらっしゃいますが、そうなるとますます「見た目のオシャレさ」では成果が出にくくなって来ています。
その最たる理由は、「見込み客にとって快適で単純明快なのかどうか」が出来ているかどうかだと考えています。
では、具体的にそれが一体何なのか。
5つのポイントに絞り解説してゆきますので、ぜひ参考にして頂ければと思います。

また、音声は記事の最後にありますので、併せてお聴きください!
ヘッダー
まずは、ヘッダーです。
ヘッダーは、グローバルメニューと同じく、基本的にどのページからも見れる場所で目立つ為、あなたの商品やサイトコンセプトが一発で分かるようにしましょう。
絶対にやってはいけないのは、あなたの好みの写真やレイアウトにしてしま事です。
初めて訪問したユーザーが「あ、このサイトは自分の知りたかったことがありそうだな!」と言う事が分かるようにしましょう。
グローバルメニュー
次にグローバルメニューです。
ここもどのページで基本的に表示されますが、
- ユーザーがサイト内を移動しやすくする為
- メニューだけでユーザーに有用性を伝える為
- あなたの提案・誘導したいページの導線とする為
この3つの為の構成にしましょう。
絶対にやってはいけないのは、LPへのリンクしかなかったり、あなたがアクセスしてほしいメニューしか掲載されていない状態です。
商品購入のプロセスとして、一定のページを回遊してから移るケースが殆どなので、主要の商品への導線は設置しつつも、「ユーザーにとって快適な操作ができる場所」にしてあげると良いですね。
ウィジェット
次に、ウィジェット(サイドメニュー)です。
最近はスマホからのアクセス率がどのサイトも半数以上と言うケースがかなり多いですが、特に企業や行政・マスコミ関係のお仕事をされている場合は、PCからのアクセスが多いので実は重要だったりします。
また、スマホからのアクセス時も記事の下になってはしまいますが、サイト全体を見る際にTOPページではなく、そのままスクロールするユーザーもいますから、手を抜かないようにしたいところですね。
TOPページ
次にTOPページです。
サイトにもよりますが、大抵の場合は記事等のコンテンツへランディング(最初にアクセスされるという意味です)されることからも、特にブログ型のサイトの場合は全体の10%もないケースがかなり多いです。
とは言え、記事にランディングしたユーザーが、「ここでは他にどんな事があるのかな?」と思った時にTOPページへアクセスする事がある事から、ここではサイト全体の見取り図の様に「どこに行けば何があるのか」と言う事をまとめてあげるのが良いです。
同時に、サイトのコンセプトやターゲットが誰で、その方がどうなる為のサイトなのか。と言った事を掲載するのも良いです。
記事一覧も良いのですが、この場合なかなか目的の近哲へたどり着けないことがある事から、雑記系でフィードがドンドン更新されているようなサイトではない場合は個人的にお勧めはしていません。
(一番はユーザー視点を優先する事なので、その観点では「分かりにくい」と思っています。)
記事
最後に記事です。
記事の構成については、こちらの回でお話しています。
⇒読まれ・集客できるブログ記事を書く為に押さえるべき4つのポイント UP Radio第6回目
サイトそのものデザインと言うと、記事が含まれなくて企業のサイトでもここだけやたら簡素だったりしますね。
ブランディングの一環であれば良いのですが、特にブログ型の場合は記事にランディングされることが殆どなので、いわば記事のデザインでその後のユーザーの行動が変わってしまう訳です。
(もちろん記事の中身あってこそですよ。)
今やスマホやPCの平均的なスペックが高いですから、サクサクっとページをスクロールしながら見られています。
そうなると、ざーっと流し読みしても読者の知りたい事が要点を搔い摘んで分かるのかどうか。
と言う事が特に大事ですね。
まとめ 見込み客にとって快適で分かりやすいデザインが最強!
という訳で5つのポイントをお話してきましたが、知ってしまえばごくごく当たり前の事だったと思います。
ただですね、この当たり前と言うのは「出来て当然でしょう」という流れになってきてしまっています。
その為、最新のSEOがどうだとやったところで実はこうした基礎が出来ていないが為に成果が出にくくなってしまうケースが決して少なくありません。
集客につながるWebデザインは何かというと
- ユーザーにとって快適な操作ができる事
- そして、単純明快である事
この2つを兼ね備えたものです。
オシャレなのは良いですが、「それは一体誰の為のなのか?」と言う事を見直してみるのも良いですね。
いただいたご質問へのご回答
最後に、いただいたご質問へのご回答です!
いつも楽しくブログを拝見させていただいています。
ブログの記事作成に関しては
とてもためになりました。
府に落ちたところがいろいろとあり、
改善すべき所が見えてきました。
ありがとうございます。
質問内容はブログ内容とは
全然関係ないのですが、
画面をスクロールしていくと
大切なところで自動で
黄色のアンダーラインが付いてくるのが
とても印象的だったんです。
自分のブログにもぜひ取り入れたいな!
と思ったのですが、調べてもよくわからず…
アレはどうやってやっているのですか?
もし、よかったら教えていただけると嬉しいです。
ご質問だけでなく、めちゃくちゃ嬉しいご感想まで下さり、本当にありがとうございます!
これの事ですが、
DIVERというテーマの機能です。
個人的には、前テーマの『Emanon Pro』と並ぶ、集客用のWordPressサイトにお勧めのテーマです。
後は、プラグインもありますので、「テーマは変えたくない」という場合は、こちらですね!
⇒蛍光ペン風のマーカーがCSS無しで追尾して動くWordPressプラグイン【マーカーアニメーション】がすごい!
(無料)
有料と無料の両方を掲載したので、参考にして頂ければ!
